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野良猫を尊敬した日

「現代を代表する人気歌人であり、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇 。」

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2017-03-28 | Posted in ブログ, 入荷情報Comments Closed 

 

【映画評】エクス・マキナ

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アンドロイドモチーフの映画の最新形態はこれで決まりということでよいのではないだろうか。

世界最大のネット検索会社ブルーブックの若き社員ケイレブは<社内抽選>に当選し、山奥に隠れ住む同社社長の邸宅に招かれる。そこで彼は社長自ら製作したA.I.(人工知能)搭載の女性型アンドロイド=エヴァのチューリングテスト(ある機械が知的かどうかを判定するためのテスト)を任される。

やがてエヴァはケイレブに、社長の言うことを信用するな、と意味ありげなことを告げる。恋愛感情すらみせるようになったエヴァに対し、ケイレブは心を通わせるようになり、ある決断をするが…。

私が子供の頃に親しんだ小説や映画にもロボットはたくさん登場し、『ターミネーター』のように人間vsアンドロイドという設定も昔から珍しいものではなかった。しかし、ここにきて現実はそれらの創作物を追い越しはじめている。新聞を開けば「A.I.」の文字を見ない日はなく、ロボットが人間に代わり仕事を遂行するという光景にも見慣れてきた。

そんな世にあり本作の話は、私が子供の頃に空想物語として楽しんだSFとは格段に切迫感が違う。早ければ数年後にこういうことは起こりうると感じさせる。

本作は、もうA.I.は当たり前、という世間の常識の上に成り立つ上質なスリラーだ。 派手なアクションや大袈裟なBGMはない。飽くまでシャープかつクールにデザインされた画面と音楽の設計が官能的であり、その官能こそが物語上でも重要な鍵となる。

私が面白いと思ったのは大手ネット検索会社(いうまでもなくモデルはあの会社だろう)社長のキャラクターだ。普通こういったIT系の天才といえば『ソーシャルネットワーク』のザッカーバーグのようにどちらかといえば貧弱なオタク的外観で描かれることが多いが、本作では違う。

男性性を誇示するかのように、頭を剃り、口ひげを蓄え、常に身体を鍛えていてムキムキだ(俳優は『フォースの覚醒』のダメロンを演じた彼である。あの映画では好青年なイメージだが、他の映画だとちょっと癖のあるどちらかというと汚れ役が多い気がする)。単に奇を衒ってそう設定しているのではなく、先に述べた画面的な<官能性>と相まって、物語上のある秘密へと導いていくのである。

ネタバレになるので詳しく書けないが、人類の滅亡というのは政治的な思惑とかそういった大層なことではなく、実はこの映画にあるような人間のどうしようもない愚かで卑小な欲望からはじまるのだろうと思わせられる。

そういえば現在進行形で『猿の惑星』のリブートが続いているが、本作はあれに少し似ている気もする。そして同様に続編も可能ではあろう。しかし、ミニマムな空間と設定が本作の魅力だと思うので、よくあるインフレして失敗するタイプの続編はノーサンキューだ。M


このダンスシーンが好き。

2017-03-28 | Posted in ブログComments Closed 

 

災害ユートピア

<不幸のどん底にありながら、人は困っている人に手を差し伸べる。人々は喜々として自分のやれることに精を出す。見ず知らずの人間に食事や寝場所を与える。知らぬ間に話し合いのフォーラムができる…。なぜその“楽園”が日常に生かされることはないのか?大爆発、大地震、大洪水、巨大なテロ―いつもそこにはユートピアが出現した。>

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2017-03-27 | Posted in ブログ, 入荷情報Comments Closed 

 

スター作家の「文藝」

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今をときめくスター作家さんたちを特集した「文藝」がまとめて入荷しました。

創作の秘密も惜しげなく明かされています。ファンの皆様、必見。

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2017-03-26 | Posted in ブログ, 入荷情報Comments Closed 

 

かれこれ1年くらいぐだぐだ悩んでいましたが思い切って買ってしまいました。

大容量エコタンク搭載プリンタ。

店頭用に意外とたくさんの印刷物を刷るんですが、インクに毎度何千円も払うのが馬鹿馬鹿しくて。

本体は高いけれど、私の計算だと2年くらい使えば旧来ビジネスモデルのものを使い続けるよりコストが安くなる。はず。

ちなみにこれの購入にともない私的趣味的PS4購入計画は後回しになりましたが。それは、まあ、いいんです。

さあバンバン刷るぞー。M

2017-03-25 | Posted in ブログComments Closed