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展示


店内にて、アーティスト須貝旭さんの、「天文機器」をモチーフにした作品を数点展示しています。

詳細な期間は未定ですが秋頃までを予定しています。

以下、須貝さんよりメッセージです。

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for an observation (観測 / 観察のために)

本作は天文機器をモチーフとしています。象限儀やアストロラーべと呼ばれるこうした機器は、天体の高度と方角を観 測し、位置と時刻を導き出すために用いられてきた道具です。
“for an observation (観測 / 観察のために)”は、時間とともに少しずつ見た目が変化します。銀箔や写真の感光液など、光 や空気に反応する素材を用いて描くことで、時間が経つにつれて画面の一部は青さが増し、また一部は黄変します。そ のため作品には、絵画が経過した時間の痕跡が残されていきます。
天体の観測によって位置と時刻を知ることができるように、絶えず変化していく絵画を見つめるとき、一瞬のうちに過 ぎ去る自身の「現在地・現在時」を、微かに照らすことができるかもしれません。

*略歴

2020.3 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科博士後期課程 修了

2019.11 個展「これから来る過去、通り過ぎた未来、おぼろげな今」, Gallery Valeur(名古屋)

2019.3 アーティストインレジデンス, AGA LAB(アムステルダム)

*webサイト

asahisugai.com

2021-08-09 | Posted in BLOGComments Closed 

 

リチルからの手紙

通販サイトにて会員登録(無料)していただいた方に向けてメールを使った”おたより”=「リチルからの手紙」を不定期でお送りしています。

お客様から、通販でご注文の折、たまに備考欄にメッセージをいただくことがあり、短くですが私も備考欄で返信したりします。ちいさな文通のようなやりとりは嬉しく面白いです。

そのようなこともあり、なにか手紙に近い形で発信してみたいとずっと考えていたのでした(ご存知の方も多いと思いますが「手紙」は店名の由来です)。

商品の宣伝だけでなく、SNSでは書きづらい、少し専門的なことや、店の近況、裏話など添えてお送りできればと思います。

何も買わないけどとりあえず登録だけ、という方も歓迎いたします。

ご希望の方は新規会員登録画面よりご登録ください。買い物をしない限り費用は一切かかりません。

*商品購入済みでも会員未登録の方には届きません。また”メルマガ配信許可”設定の方にしか届きません。

リチルオンラインショップ

2021-06-26 | Posted in BLOG, INFORMATIONComments Closed 

 

印刷ミス珈琲袋で10g増量

みみっちい話で申し訳ないのですが…

印刷ミスをした珈琲袋がたくさんありまして。

袋としての品質は問題ないので捨てるのは忍びなく(特殊な袋なのでまあまあ高いのです…)保管してあります。

珈琲豆をお買い上げの方で「普段使いだから印刷ミス袋でもいいよ」というやさしい方がいましたら、珈琲豆を10g増量してお渡しいたします。気軽にお申し出ください。

こちらのキャンペーンは実店頭販売ぶんのみとさせていただきます。なくなり次第終了です。

よろしくお願いします。

*袋の封をすると入れ直しがきかないので封をする前(ご注文時)にお伝えください。

2021-06-01 | Posted in BLOG, INFORMATIONComments Closed 

 

2年

この場所へ移転してから2年経ちました。

去年の振り返りなどは先日別の記事に書いたので、ここでは内装にかんして少しだけ。

2年前、壁の塗装もせず、床も貼らず、からっぽの空間にただ机と椅子、その程度の簡素な内装でここでの営業をはじめました。屋内で屋台をやっている感じ。今の10%くらいの感じ。それは時間がなかったというよりは意図的で、旧店舗のときからの私のいつもの方法。

まずはじめる。
そこからつくる。

(この方法論について語りだすと長くなるのでここでは割愛)

それから営業しながらこつこつ店づくりをしてようやく今の状態になりました。もちろん今が完成というわけではありません。というか店において完成は永遠にありません。

ただ、そうはいっても去年は大きな出来事がありました。アーティスト須貝旭さんの作品を飾らせていただいたことです。その経緯についても書き出すと長くなるので割愛しますが、この作品が来てくれたことによりぐっと店の空気が濃密になっただけでなく、私の意識下にあった様々なイメージを顕在化し広げてくれる効果もありました。とにかく身も蓋もない言い方をすれば店が格段によくなりました。

店は未完成、という点において本来の意味とは違いますが、この作品は現時点の店の「画竜点睛」のようなものであるとも考えています。

須貝さんとの出会いもそうですし、いろいろなひととの出会いで店はつくられそして常に変化していきます。なので、これは昔から言っていることですが、ここは「私の店」というよりは「私とあなたの共同制作物」という感覚でいます。

今年はどんな出会いがあり、どんな変化が訪れるでしょうか。それは店主の私にもまったく読めないのです。

2021-01-03 | Posted in BLOGComments Closed 

 

年末と年始のごあいさつにかえて

いつもありがとうございます。

年末と年始の挨拶がわりにたまにはブログらしきものでも書いてみようかと。

やや長いので興味のない方はこの辺で。

2020年は大変な年でしたね。春、緊急事態宣言がでてから弊店も時短営業や休業を余儀なくされ、それまでおまけ程度にやっていた通販に頼らざるを得ない状況となりました。経営的にかなりやばいと思ったのですが、蓋をあけてみたらこの通販を予想以上に多くの方に利用していただき、なんとか年末まで乗り切ることができました。皆様のあたたかい気持ちとそれに支えられているという事実を今までにないくらい痛感し、悪い面の裏には良い面もあるのだなあとあらためて知ったのでした。

また、その状況の途中でひとつの決断をしたことも弊店にとっては一つの節目となりました。

従来のものの2倍の焙煎能力(容量)をもつ焙煎機を購入したのです。高価なのでずっと購入を躊躇していたものなのですが、従来の器械の生産能力には限界を感じていたので、このまま豆売りを主軸に据えるなら今買うしかないと思い決めました。

結果、事態はよい方向に転がりはじめました。まず私じしんのなかで珈琲屋としての覚悟がより強固になったこと。これは大きな前進。店主の思いというのは店にとって非常に重要です。その思いが伝わったのかわかりませんが、通販だけでなく店頭での豆売りの量も徐々に増えはじめました。そしてそれにつられ、もっと珈琲のことを勉強してさらに美味しいものを提供したい、という私の思いもさらに強くなり…そんな好循環が生まれたのでした。

その流れもあり、秋には連休をいただき某所にある珈琲豆農園を見学しに行きました。
豆の収穫や精製を体験させていただき、今まで書物のなかの情報であったものやことを身をもって知ることができ、大変貴重な旅となりました。この体験は即時的になにかの役に立つというよりは、長い目で見て奥底から店を勁(つよ)くしていくと信じています。

2021年。弊店はもうすぐ開業十年を迎えます。これは毎年毎年思うことなのですが、「今がようやくスタートライン」。今、いつにもまして心底そう思っています。

十年を目前に控え、私の珈琲探求の旅はまだまだ序の口ですが、自分の中で珈琲屋として次の夢、もしくは目標のようなものも芽生えてきました。ざっくりいうと、もっと多くの方に自分の珈琲を気軽にたのしんでいただきたい、というようなことです(本当はもっと具体的なことも思い描いているのですがそれはまだ秘密)。それを実現するためにも、昨日より今日、今日より明日、さらに深化した珈琲をお届けできるよう、一日一日足踏みしめていきたいと思います。

地味に、地道に、坦々と。

2021もよろしくお願いいたします。

店主

2020-12-27 | Posted in BLOGComments Closed